滋賀県放送教育研究協議会の組織について
本会は滋賀県幼稚園放送教育研究会放送部会、滋賀県小学校教育研究会視聴覚部会、滋賀県中学校教育研究会視聴覚部会、滋賀県高等学校等研究会AVE部会、滋賀県特別支援教育研究会(放送教育部門)およびNHK大津放送局で組織されています。ごあいさつ
教育メディアが可能性を広げる確かな学力と感性
平成27年度に草津を中心に近畿放送教育研究大会が開催されました。近畿の各都道府県での実践が交流される数少ない学びの場です。当時、草津では児童生徒の3人に1台の割合でタブレットが配備されておりICT環境の整備と授業実践で全国をリードされていました。高穂中学校での公開授業は、タブレットを使っての実践でした。参加者の感想は学ぶことが多く関心も高かったと記録には残っています。ただ、多くの学校では、子供たちがタブレットを手に取り授業が進められるまでにはもう少し時間がかかると多くの教員は感じていました。しかし、新型コロナ感染症での休業等への対応のためにGIGAスクール構想の計画が3年前倒しとなり、1人1台のタブレットが配備されました。各学校では、その活用について実践と研修が同時に行われなければならない状況です。
「子供の学びが主体的・対話的で深い学び」となるように、「子ども一人一人の理解に応じた活用」ができるように「家庭への持ち帰りによる家庭学習の充実」が図れるように研究すべき課題は多くあります。そのためには子どもも教員もタブレットを使っていくことが大切になってくると思います。授業や特別活動の中でタブレットがいつもそばにある環境が当たり前になったときにあの時の頑張りがあってよかったといえるはずです。
コロナ禍の影響で昨年度のようにオンライン上での大会になるかもしれませんが、今こそ我々が学びを深める時であることには間違いありません。皆さんのICT活用能力の向上の一助となれば幸いです。 滋賀県放送教育研究協議会長 北村 功
本会の目的・事業内容
- 目的
- 放送教育の研究推進および普及進展を図ることを目的とする
- 事業
- 前条の目的を達成するため、次の事業を行う
- 放送教育に関する研究およびその普及
- 各校種間の連絡調整
- 近畿放送教育研究協議会、全国放送教育研究会連盟および近畿学校視聴覚教育連盟、日本学校視聴覚教育連盟等との連絡協力
- 研究大会、特別研修会等の開催および調整
- 研究資料、機関紙等の作成頒布
- その他前条の目的を達成するために必要な事業